安否確認や有資格者による生活相談などが受けられる、サービス付き高齢者向け住宅が注目を集めています。比較的介護度が軽く、これまで自立して生活していたものの、だんだん自宅で生活することが困難になってきたお年寄りを対象にした賃貸物件です。各部屋にキッチンやバスルームがあり、自宅で生活しているのとあまり変わらない生活を送れるタイプの建物もあります。興味がある方は、サービス付き高齢者向け住宅の資料を取り寄せてみましょう。

サービス付き高齢者向け住宅への入居できるのは、60歳以上か60歳未満で要介護認定を受けた60歳未満の人達です。高齢であることを理由に賃貸契約を断られる心配もなく、契約の更新もありません。生活相談と安否確認以外のサービスは、各自で必要なものだけオプションとして外部と契約して利用することになります。要介護度が高めの方は、介護型のサービス付き高齢者向け住宅を選んでおくと、介護レベルごとに定額で手厚いサポートを受けられます。

入居にかかる費用は、一般型と介護型のどちらのタイプのサービス付き高齢者向け住宅かで大きく異なります。前者の場合は初期費用が数十万円で、月額は安くて5万、高くて25万円ほどです。一方、介護型だと有料老人ホームと似た契約内容となるので、初期費用は数百万から数千万円かかり、月額でも15万から40万円払うことになります。初期費用は賃貸物件の敷金に該当しますが、礼金や更新料は基本的に発生しません。